Yuimas

周囲と和合しつつも「わたし」を忘れないためのアイテムをつくっています(準備中)。

【制作方針】カラーバリエーションについて考えてみる

友人の好きな色で試作したイヤリングを試してもらい、感想をいただきました。

 

yuimas.hatenablog.com

 

そこでいただいた意見が、色味に関すること。

当面は得意なカラーで作っていくつもりですが、いい機会なので、将来的にカラーバリエーションをどう展開していくか、ちょっと考えてみました。

カラーバリエーション、どう展開する?

一般的に言われていること

(ちょこっと調べた範囲なので、暫定的ですが)

選択肢が多すぎると選べなくなる(ジャムの法則)

6種類のジャムから選ぶのと、24種類のジャムから選ぶのだと、6種類並べたほうがよく売れた、というやつですね。

確かに私自身も、種類が多いと、一瞬「わぁ!」とは思うのだけれど、そこから選ぼうとすると、ちょっとめんどくさくなるような気がするんですよね。
脳のエネルギー使うんでしょうね。

ちょうどいい選択肢の数は5~9種類だそう*1で。

私自身の体感としても納得がいくので、当面は5~6色くらいで展開していければ十分かなとざっくり思っています。

「捨て色」なる概念

たまに洋服とかでもありますよね、「この色、誰が買うんだい?」みたいな色。
「買う人はいるだろうけど、かなり少数派よな」みたいな。

もちろんこれは販売する側も承知の上だそうで。
並べたときに見栄えが良くなるので、作る色というのがあるんだそうで。

たしかに、戦隊ヒーローとかも、5色並んでいると「おおお」っとなりますものね。
全カラーがまんべんなく人気というわけでなくて、人気が出にくい色はやっぱりあるし。

パーティーレンジャーウイング 5人セット


こういった事情を考えると、好みでない色味であっても、全体を考えたときに必要になるのもわかる。

となると、課題になってくるのが、「得意じゃない色の商品だと、出来の良し悪しがわからない」ということ。

課題:得意じゃない色味は仕上がりの判断が難しい

今回、友人が好きなマスタードイエローの糸を使ってイヤリングを作ってみたわけですが。

制作中も、完成後も思ったことが、「これが素敵なのかどうか、自分自身で判断がつかない」ということでした。

なぜかというと、
①そもそもイエローに対する感度が低い。
解像度が低いというか……いろんな色調があるのにあんまり違いがピンときていない→それぞれの色が魅力がよくわかっていない。

②イエローのアイテムを身につけないので、イエローと何色が合うかあまりよくわかっていない

逆に、普段からよく使う寒色系であれば合う色がわかっているし、「かわいい(好み)/そうでもない(好みではない)」が瞬時に判別できるんです。

「シェフは自分がおいしいと思えないものは出さない」の理論に例えるなら、「扱ったことがない食材を調理してみたはいいものの、おいしいのかどうかわからない」状態なんですよね。

→だからカラーコーディネーター検定試験とか商品色彩という分野があるのか!

得意でない色味に関しては、機械的に配色のお手本に従うのでもいいかもしれない。

 

コンセプトに合ったカラーのみにするという方針もある

「捨て色」を作らなくても、ブランドコンセプトやイメージに合ったカラーで揃えるというやり方もありますよね。

シンプルカラーの代表選手、無印良品。

MUJI無印良品


ティファニーやコカ・コーラなど、ブランドカラーを前面に押し出して成功している例もある。

ティファニー 5thアベニュー ペア デザートプレート tiffany-54

コカ・コーラ 500ml缶×24本

 

どっちかというと、この路線でいきたいような気もしていて。
テーマカラーは「青・淡緑・薄紫」みたいな。
(でもそうすると、やっぱり「同じような色味ばかり」になるんだよなあ。。。ループしてる!)

総括:……わからなくなってきた笑

どうしたいのかわからなくなってきました(汗)

ある程度の利益が絶対に必須なのであれば、やはり戦略は必要なのだと思いますが……
そこまでビジネス色を強めたいのかどうか、私自身が。

私自身が楽しいことも大事なので、そちらを優先して自己満足路線で進んでもいいわけで。

でも、自己満足路線だと、おそらくほとんど売れないのでしょうね。
すると、「売れない→モチベーション下がる→やめてしまう」のパターンが見えるなー(焦)。

まあ、ある程度いろいろやってみたら、安定点が見つかってくるのかなと思います。

最初は好きな色ばかり作っていても、途中で飽きて自然とカラバリ豊富になる可能性もありそうだし(とにかく私は飽きっぽいところがある)。

ついつい頭でっかちになりがちでした。
よく考えることは長所でもあるけれど、面白みや行動力に欠けるという弱点でもあると自分では思っていて。

だからこそ、Yuimasでは伸び伸びやっていきたい。
なので、とりあえず売れるかどうかは一旦置いておいて、気の向くままにつくっていこうかな。

売れないことを痛感しまくったら、「やっぱりマーケティングって必要だわ」と素直に切り替えられそうな気もするし。

結果的に、ちょっと遠回りになるかもしれないけれど。

とりあえず目の前の一歩を。

と思ったけど、minneの公式本も読みなおそう(結局頭でっかち笑)。

 

いとあみぼーやのつぶやき

いとあみぼーやです

「ミンネやクリーマのサイトって、永遠に見ていられるから、あまり見ないようにしていたんだけど、いずれ出店するなら勉強のために見てもいいよね。先輩たちがどんなカラー展開しているのかわかるしね。でも素敵なものが多すぎて手あたり次第ほしくなっちゃうし、自信も失っちゃうから、ほどほどにしないとね」
とのこと。

ああ、時間がほしい(それなりにあるはずなのに、常に追われているのはなんでだい……)。

Yuimas